コロナ世界恐慌とも言える、この状況。

確実に教科書に載るであろう歴史の中に今いる不思議な気持ちは、2001年の9.11アメリカ同時多発テロ事件以来かな。

バリ島の現状を在住者の視点からお知らせ

キャンセル相次ぐ旅行業界・ウェディング業界

せっかくのバリ島旅行をキャンセルせざるを得なかった方、たくさんいますよね。
弊社Libarsへのオーダーも日々キャンセル連絡が止みません。。。

残念ですが仕方のない状況ですし、弊社Libarsではこのコロナに関してのキャンセル料は一切頂いておりませんのでご安心ください。
またいつか状況が落ち着いて、安心してバリ島に遊びに来れるようになったら是非またご連絡くださいね^^

ただ、挙式なんかは特に催行会社によってはキャンセル料が高額だったりして、
「できればこのまま予定通り行いたい」という方や
「キャンセルじゃなくて延期」という対応をするしかない状況という方もいらっしゃると思います。

いつになったら落ち着くの?いつだったら再予約していいの?
って思いますよね。

結論から申し上げますと、
えっと…、その答えは誰にもわかりません。ゴメンナサイ

でも日本にいると海外の情報ってあまり入って来なくて、よけいに不安が募りますよね。

というわけで、バリ島在住者の私から少しでも情報の共有をと思ってこの記事を書きますね。
ただ、情報が錯綜して混乱すると思うので、正式発表された内容に加えた私個人の私見や見聞情報は自己責任で受け取ってください!

政府の発表は日々変わって行くので、それも要チェックですね。
在デンパサール日本国領事館→https://www.denpasar.id.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
在インドネシア日本大使館→https://www.id.emb-japan.go.jp/itprtop_id/index.html

 

バリ島でもついに感染者が…

コロナ騒ぎが始まってすぐ、かなり早い段階でインドネシアはコロナ発症国である中国本土からの入国者をシャットアウトしました。
そのおかげなのか、嘘かホントか賛否両論(※)あるけど、しばらくの間インドネシアは感染者ゼロをキープしていました。
(※)検査キットが無いから感染してるかわからないとか、デング熱より症状軽いから病院に行かないだけとか、噂がありました

何よりいつもは中国人観光客でごった返すバリ島の観光地もとっても静かで、団体用大型バスも減り渋滞も緩和されてるような気がしました。

インドネシア初の感染者が政府から発表されたのが、2020年3月2日。
ジャカルタ郊外で、インドネシア人親子が感染したとのこと。しかも感染源はなんと日本人(マレーシア在住)
参考→日本経済新聞『新型コロナ、インドネシアで初確認「日本人から感染」

そして、バリ島で初の感染者が出たのは2020年3月10日。
イギリス人女性。しかも感染後に死亡。初の死者が出てしまいました。
参考→日本経済新聞『インドネシア、新型コロナで初の死者 バリ島滞在の英国人

このあたりから、周りが結構慌ただしくなって来た気がします。(遅い?)

特に増えたお問い合わせが「日本人(アジア人)差別は受けてないか?」というもの。
これに関しては、私は全く感じてません。むしろ「日本大丈夫?」と心配されたり。
インドネシア人優しい…
(ただインドネシアも広いので、場所によってはローカルが多いエリア・外国人が多いエリア、バリのような島・ジャカルタのような都会、など様々だと思うので、正直わかりません!)

 

外国人の入国制限強化

ここに至るまで、中国やイタリアなどの感染者の多い国からの渡航は制限していたインドネシア。

ついに、2020年3月17日、政府は3月20日からVISA免除を停止すると発表。
参考→日本経済新聞『インドネシア、査証免除や空港発給を1カ月停止 20日から

これがどういう事か、日本人は理解しにくいと思います。
なぜなら日本のパスポートは世界最強だから、観光ではVISA免除の場合がほとんどでVISAに詳しくない(人が多い)から!

いつもだったら、①パスポートと②往復のチケットさえあれば入国できていたインドネシアに、
事前に大使館に行って申請して取得した③VISA(入国査証=入国許可)が無いと入れない。

しかも発表された17日から3日後の3月20日からスタートと、時間がない!
しかも今回その申請には、④健康診断書も必要だとかとにかくハードル高い!
大使館のある東京・領事館のある大阪の人はまだしも、地方の人はどうすんの?

という状況で、想像の通り大使館の電話は全く繋がらない状況。。
(4月に来バリ予定だった私の友人が発表からずっとかけてたけど繋がらなかったらしい)

この状況に残念ながら旅行を断念した方々の悔しさも計り知れないけど、
大使館・領事館で働く方々の心労もお察しします…

 

ジャカルタ、非常事態宣言

この数日間、バリ在住者同士のコミュニティでは毎時間のように情報がアップデート。LINEやDMが続々。
デマなんかも出始める、パニックあるある。
そういうのは無視して、政府の発表を見ましょう。

ジャカルタ州知事は「当面、4月2日までの2週間を「災害非常事態」として、州内の全企業に原則としてオフィスを利用しないよう要請するほか、市内の映画館やバー、カラオケ店などの営業を禁止する。」と発表。
参考→日本経済新聞『ジャカルタ、新型コロナで非常事態宣言 オフィス利用中止を要請

この時在インドネシア日本大使館から送られて来たメールがちょっとした話題に…

大人向けゲームセンターって何?

インドネシアはカジノもパチンコも無いはず…

ちなみにこの禁止令はジャカルタのみで、バリはまだそういったことは言われてない…
と思っていたら・・・

バリ島の観光地も閉鎖…

ジャカルタの情報は来たけどバリ島はどうなの?と思っていたら、時間差でこれ書いてる途中に届きました。

寺院や遺跡だけでなく、ビーチまでも閉鎖の場所が…

ちなみにバリ島は観光で成り立っている島なので観光客がいない今営業している方がマイナスという事で、まだ営業停止令が出る前から閉めているお店もチラホラあったみたい。

私はジンバランエリアに住んでいるんですけど、ここはシーフードバーベキューで有名なエリア。
中国人観光客が団体で利用していた店舗は早々に閉めていました。
(そういうお店は中国人以外の客層がなく、お客さんがゼロなので)

それ以外は、スーパーもコンビニも、レストランもワルン(食堂)も割と通常営業。
ちなみに、スーパーやドラッグストアではマスクもまだまだ売ってます。

3月17日クタ
3月18日スミニャック
3月19日チャングー
3月20日チャングー
と出かけてみたけど、カフェやショップはどこもほとんど通常営業でした。

むしろ、いつもは混み合ってる人気のオシャレカフェがすいていて、ゆったり過ごせる&写真も撮り放題の状態でした。
どこも観光客が居なくなってしまっても、在住外国人が利用している様子。

19日に行ったCRATEcafeはテイクアウトのみとなっていました。

元々インドネシアは持ち帰りの文化が日本よりも一般的で、
スープなどの汁物でも持ち帰りできちゃうのが当たり前なのでローカルや在住者には特に問題はなさそう。

ただ、日ごとに状況が変化しているし、上記の通達を受けて今日3月24日現在はもう閉まってるというお店もあるかも。

営業停止令の出ていない観光地も閉鎖

上記の通達の中で指定されていない観光地も続々と閉鎖しているみたいです。

3月24日、新しいコンテンツ制作のためにバリ島の山間部に撮影に出かけたのですが、
ほとんどの滝が閉鎖していました。

政府からの要請ではなく、バンジャール(バリ島独特の自治体文化)からの指示みたいです。

ウブドの観光地で有名なモンキーフォレストも閉鎖。

バリ島から船で行ける人気の離島「ギリ島」は3月30日までバリ島からの船を運航を停止みたいです。
参考→Bali Discovery『Gili Island Closed to Business until 30 March 2020

 

バリ島の文化的伝統行事「オゴオゴパレード」も中止?

明日3月25日はバリヒンドゥー教の元旦にあたる日で、その前日の今日は大晦日のような日。
毎年ニュピの日付は変わるのですが、ニュピの前日はオゴオゴと呼ばれる大きな悪霊の形をした人形を皆で運んで街を練り歩くイベントがあります。

去年のニュピ前夜のオゴオゴパレードの様子

それが今年はコロナウィルスの影響で中止と噂されています。
バリ島の伝統的な風物詩なのに、やらないのはちょっと寂しいです。

ちなみに、ニュピは「静寂の日」と呼ばれていて、1日中外出は一切せず家の中で静かに過ごす日です。
詳しくは過去の記事「バリ島のニュピ」をご参照ください。

観光の方はビックリすると思いますが、本当に一歩も外に出ちゃいけないし、火や電気も使っちゃダメな日です。

島民全員が一歩も外に出ない日。
これを過ごしてバリ島のコロナ騒ぎが早く収束に向かうことを祈るばかりです。